シャンソン界の第一人者で、シャンソンを日本の文化になさった、石井好子先生が、先日お亡くなりになられました。
87歳だったそうです。
今、シャンソン界だけでなく、芸能界でも、また多方面でも活躍された石井先生の訃報に、悲しまれている方々が、どれほどいらっしゃるか・・・
85歳まで、舞台に立たれていらっしゃいました。
2007年・2008年の「パリ祭」の沼津公演では、舞台でご一緒させて頂きました。
終演後の打ち上げでもご一緒させて頂き、愛犬の「パリ子」ちゃんのお話を、楽しそうにおしゃべりなさる先生のお姿が目にうかびます。
舞台での、凛とした美しいお姿も、目に焼きついています。説得力のある歌が耳に残っています。
闘病をされて2年・・・でも、きっとまた、私達の前に、美しいお姿を見せてくださる、素晴らしい歌を聞かせてくださる・・・そう信じて疑いませんでした。
本当に本当に、信じられませんし、悲しいです・・・
石井先生のご功績があったからこそ、私達はシャンソンにめぐり会えたのだと思います。

心からのご冥福をお祈り申しあげます。